施術者の紹介
施術者のプロフィール
理学療法士(徒手療法認定理学療法士)の免許を持ち、救急指定病院を中心に勤務していました。臨床での経験年数は、20年以上あります。整形外科を利用する方や、神経症状を患っている方への対応が多かったです。
施術手技は、筋膜(軟部組織)等に興味があり、主にMyofascial Release(筋膜リリース)の研修を受講し使用しています。その他の手技(オーストラリアマニュアルセラピー、筋膜マニュピレーション)等の講習も受講しています。症状に応じた施術をしています。
また、和漢膳師を取得。身体の構造物(軟部組織等)の機能をより増すために、身体の内からと、生薬と食材の効能等を学びました。
主な施術
筋膜リリース(Myofascial Release)について
Myofascial Release(筋膜リリース)は、John.F.Barnes氏により創設された手技です。
この手技は、皮膚と筋肉の間、筋肉と筋肉の間など全身を覆う深筋膜を利用したアプローチです。この膜は、強度と形態を与えるコラーゲン繊維(伸張性がすくない)と、形態を記憶したり伸張性があるエラスチン繊維(ゴムのようなもの)で構成されています。自身では感じにくいのですが、触れると板のような綿のような硬さを感じます。
この膜が、日常生活における不良な姿勢等で捻じれたり、膜の滑走が制限されると、関節の制限等の動きに支障をきたすことがあります。この制限を持続的な圧迫等で取り除き、習慣化している不良な姿勢の時間を短くし、身体を変化させて、全身の均衡や正常な姿勢に戻すことが目的の手技です。
筋膜は3次元の構造で、頭から足、身体全体の至る所に広がる硬い組織ですので、全身に使用できます。
筋膜は骨格(身体を支え、内臓を保護をしている固いもの)システムによって、構築学的空間を作り出し、骨格構造や神経、血管、等が適切に機能することを目的にしている手技です。
Myofascial Release(筋膜リリース)の研修は、2004~2011年に、この手技の主要な創始者John.F.Barnesが開催するセミナ-を受講。
・Myofascial Release Ⅰ:「実践的な」入門コース…理論や筋膜に関連する解剖学等を学びます。また、手技として基本的なリリースの手技と、頭蓋仙骨療法を学びます。
・Fascial-Pelvis:腰骨盤領域を包括的かつ効果的に治療するための技術の論理的を学びます。
・Cervical-Thoracic: 、頸部の痛み、動きの制限、反射性交感神経性ジストロフィー、顎関節の痛み、および 機能的な可動性を高める手技などを学びます。
・Myofascial Unwinding :スキルレベルと感度を高め、包括的な治療体制を提供するように設計されたセミナー。患者の視点から、感情的な問題や精神的概念等も学びます
・Myofascial ReleaseⅡ:触覚と固有受容感覚の発達を通じて、重要な「感触」を大幅に高める高度なスキルを学び、より高いレベルの専門知識を達成できるように学びます
・Myofascial Rebounding:筋筋膜リバウンドは、流体/エネルギーダイナミクスを利用して大きく 筋筋膜リリースの効果を高め、痛みを軽減し、機能や意識を高めます。
・Advanced Myofascial Unwinding:高度なスキルを持つ筋筋膜リリースセラピストによる高度な巻き戻し技術で治療することにより、能力を成長させる手技を学びます。
・Quatum Leap!:筋膜システムに関する20年間の研究をなどをDVD等を見ながら学びます。信じられないほどのマイクロビデオ撮影は緊張を明らかにしています。 圧電性、メカノトランダクションの動作なども学びます。
・Myofascial Release Ⅲ:最終的なコースです。今まで学んできたことがトータルに生かされている研修です。(説明が難しいです)
・The Skill Enhancement Seminar:1週間のスキル強化セミナーで治療センターで研修があります。
・Myofascial Healing Seminars:患者とセラピストのためのセミナー
私はこの手技のセミナーを現地に何度か通い、最終的なコースまで受講することができました。このセミナーでは、最初に受けたコースから不思議な経験をし、理解したいと思い最後まで通いました。また、受講時には、Barnes先生、スタッフ、現地の受講生の方々に優しくしていただき達成できたのだと思います。皆様にとても感謝しています。今後は、この手技をお客様の施術に利用し、お身体を楽にしていければと思います。(この研修では、楽しいことや驚くことがたくさんありまた。いずれこのホームページに掲載していきたいと思います。)