深筋膜について

前回掲載した皮下脂肪層の下にあり、左図のように、その深部の筋と筋等の間にもあります。そのため、全身の至る所に繋がっています。

この膜は内部で層を作り、線維の織り目も不規則なため、多面的に歪むこともできます。

※全身の至る所に繋がっているため、例えば、盲腸で手術した場合、その傷跡部分が全身の筋膜を引っ張り、場所が離れた足の痛みを訴えることもあります。

左図は筋の断片です。筋の内部には筋膜が筋線維(筋が収縮するところ)を覆って、筋の束ができ、その束をまとめて筋肉になります。その膜とも関係があります。