深筋膜について

深筋膜は、身体全体を覆う少し強い膜(コラーゲン線維の密度が高いため)です。※コラーゲン線維の性質は、伸縮性に乏しいです。
前回掲載した皮下脂肪層の下にあり、左図のように、その深部の筋と筋等の間にもあります。そのため、全身の至る所に繋がっています。
この膜は内部で層を作り、線維の織り目も不規則なため、多面的に歪むこともできます。
※全身の至る所に繋がっているため、例えば、盲腸で手術した場合、その傷跡部分が全身の筋膜を引っ張り、場所が離れた足の痛みを訴えることもあります。

左図は筋の断片です。筋の内部には筋膜が筋線維(筋が収縮するところ)を覆って、筋の束ができ、その束をまとめて筋肉になります。その膜とも関係があります。
深筋膜は、強さと形を与えるコラーゲン線維と、形の記憶と伸張性を与えるエラスチン線維で作られています。これにより、姿勢や運動のコントロールに重要な役割があります。(血管や神経、およびリンパ管も支持し、通過させる役割もあります)