皮膚の下の真皮層について
真皮は、ドイツ語で「レーダーハウト=レザーの皮膚」と言われ、皮膚(表皮)下約2㎜ある分厚い層
強靭なたんぱく質からできた繊維なので、耐裂性や伸縮性に優れている
この層は、全身に血管網を張り巡らせているため、血流を介して熱を伝導し体温調節を行っている。(体温を下げる場合は、皮膚の中の汗腺が熱放散モードに)
皮膚に酸素や栄養を供給し、脳に情報を送り免疫システムの援助を行っている。
皮膚を弱酸性に保つ汗腺とアポクリン腺が存在する
日焼けや喫煙、ストレス、睡眠不足、不健康な食生活、運動不足などでは繊維を破壊します。
真皮層と皮膚(表皮)層の間でズレ等が生じた場合に水ぶくれができたり、瘢痕ができるのはこの場所です。
適度な運動、睡眠時間、栄養をしっかりとりましょう。
※参考文献:皮膚の秘密;ヤエル・アドラー著.岡本朋子訳 ソシム株式会社