関節痛が出やすい時期            白露(9月8日~9月22日)           秋分(9月23日~10月7日)

日中はまだ暑さを感じますが、朝夕は季節の移り変わりを感じるようになりました。

9月は長月、夜がだんだんと長くなるので「夜長月」を略した説もあります。今月は、中秋の名月が9月29日で、月を愛でるのはいかがでしょう。昔ながらのお月見のしきたりをしたいと思うのですが、調べると大変そうで…。いつかできたらと願う。

話が変わりますが、今回はこの時期に増える関節痛について簡単にご紹介します。

移動性高気圧が次々と行き交う秋には、関節痛が出やすいといわれます。

外部環境(自然)と内部環境(身体内)の不調和を起こしやすい傾向があり、皮膚の血管反応を悪く自律神経のアンバランスが生じやすくなるため〔慢性関節リウマチ患者の愁訴と気象との関係ーとくにその東洋医学研究ーより:松本勅、森和、藤井幸雄〕

他の情報では、気象変化により関節を覆う袋(関節包)が、気圧の影響を受けて膨張するため、血管を圧迫し血流や体液の流れが悪くなり痛みを生じる。〔インターネットココロート:大阪医科薬科大学 健康科学クリニック名誉所長 秋山直久先生の記事より〕

関節痛を予防することは難しいです。症状が出現した際には、その場所を温めたり(入浴など)、マッサージ等して対処をしてみてください。

気象の変化を私たちはコントロールできないため、少しでも現在の環境を知り上手に付き合っていけたらと思います。