寒気に対する身体の反応 立冬(11月8日~11月21日) 小雪(11月22日~12月6日)
朝晩が寒く、昼の風も冷たく感じる季節になりました。今回は寒気により、身体に起こる反応を掲載します。
寒気は血管系の病気を引き起こすことがあります。
室内温度28℃から気温10℃の屋外へ出た場合
若い人で10mmHg
高齢者で30mmHg 血圧が上昇すると報告があります。(日本気象学会レポートより)
気温の変化では、体温調節が遅い方は皮下血管の収縮が遅れ、冷たい血液が身体を循環し、体温低下を招くことがあります。
体温調節する際に、水分の蒸発は手足の表面で70%、残りが呼吸・上半身の表面で行われています。
身体の冷えは、“手足を守り”しっかり温めることをお勧めします。
参照文献:季節・気候・気象を味方にする生き方 天気の変化を知って健康になる 石川勝敏著 産学社