建物が暖かくなる輻射熱 立秋(8月8日~8月22日) 処暑(8月23日~9月7日)
暦の上では秋に近づいていますが、現在の外の暑さは夏と変わりなく、蝉たちが賑やかに鳴いています。
借りているお部屋は、昼の日差しが強く建物が暖められるのか夜中とても暑く、いろいろと対策を立てているのですが難しい。ある日の天気予報で、今年の暑さは9月~10月まで続くと聞きました。今回は建物の熱に関係する輻射熱について記載します。
輻射熱とは、温度の高い物体から低い物体へ、電磁波によって伝わる熱のこと。物体の中まで届く。
・壁の温度>体温の場合:壁から体へ放たれる電磁波が「暑さ」を感じさせる。
・壁の温度<体温の場合:体から壁へ放たれる電磁波が「寒さ」を感じさせる
※建物内の熱移動の割合
伝導熱:直接触れるもの5% 対流熱:エアコン等の空気で伝わる熱20%
輻射熱:赤外線で伝わる熱(太陽等)75%(他のネットでは93%の場合あり)
〇西向きの部屋は、夏は夕方ごろに部屋が暑くなり、夜になっても室内の熱が逃げないため、日中より気温が下がっても室内が熱い状態が続く
*輻射熱の対策として
➀日中はカーテンを閉めて外出し、帰宅したら換気
②遮光カーテンやブラインドなどを活用
③換気してからエアコンで冷やす
④サーキュレーターを使用
⑤ベランダの暑さ対策
⑥観葉植物をグリンカーテンの代わりに置く
⑦ウッドデッキやベランダ用のマットを敷く
暑い日が続きます、熱中症や脱水症等に気を付けて体調管理をしてください。